takuの休憩所(blog)-春夏冬中-

徒然なるままに記述する、惰性日記。

2006年

05月24日

(水曜日)

ターニングポイント

1時間近くかけて書いた文章を消去してしまった時の空しさ。takuです。



「もー、絶対ライブには行きたくない!!」



自分のネット上の知り合いのJanne Da Arc好きの人が、埼玉アリーナに行って帰ってきた後の最初の一言。

「またまた…、どうした?」と伺ってみると、どうやらライブにて嫌な事があってライブに行く事に嫌気が指したらしい。その方は現在妊娠5ヶ月。Janne Da Arc歴としては自分より遥かに長く、俺が「Janne Da Arc聞いてますよー」って言った頃には「今頃かよ!」って笑われるぐらいの古参な方。
今回のライブ自体、「身体がね、結構ギリギリのラインだからどうかなと思ったんだけど…」という立場ながら、「せっかく大ハコでのライブだし、何年か見納めだし行こう」って事で、新幹線で岡山から東京経由で埼玉へ。行けるのね、そんな身体で。

彼女がいた席がたまたまヘドバン(激しいリズムの曲で頭をガンガン振るHR/HMやV系などに必需品ともいえる動作)する人ばかりの中だったらしく、やる気満々ながら体調的に考慮してやらない彼女に対して無言の圧力が凄かったそう。それに加えボーカルの頭を振る事を促す一言により無言の圧力が「なんであの人やらんの?」とあえて聞こえるように行って来る、有言の圧力に。
(大体どんな事を言ったかは聞いたものの、自分は現地にいないので、ここでは省略)
「こっちだって、身重じゃなかったらガンガンやってるし、自分等(関西弁の2人称)がやる何年も前から振り続けてきたっちゅうねん!」と火が付いて止められない状態に。

まぁ、正直彼女に感じる同情心って半分ぐらい。
きっと彼女も過去のライブで、振らない相手に対して「なんでやらんの?」って思ってきただろうし、言ってきただろうし。人間の思想なんて自分勝手なもんですから、言われる立場になって初めて気付いたって事でしょう。

俺は基本的にヘドバンに興味はありません。自分自身が、その五感で見て聞いてっていう動作で雰囲気を感じたい人間ですし、ヘドバンする事で視野が狭くなるのは辛い。加え、180前の身長の人間がヘドバンすると、周りの女の子たちの視野だってさえぎる事になる。そういうのは折角苦労して見に来てる子等に悪いと思いますしね。俺基本中腰ですよ、マジで(笑)
(大概この手のアーティストのライブは女の子が多い)
某ファンサイトBBSにて「ヘドバンしない人は空気読め」とか「どーせメンバーの顔なんてまともに見えないんだから、DVDでみりゃいいじゃん」とか言う輩がいましたが、正直話になりません。アーティスト自体が文句を垂れるのならともかく、ファンがファンの聞き方を制限するなんて馬鹿馬鹿しいにもほどがある。聞きにいった人自身が、自分の一番聞き易い聞き方で聞ければ一番いいんですよ。

「Dearly」の際、ボーカルyasu本人も「聞き方は自由、頭振ろうが、ツイストしようが、じっと聞き入ろうがなんでもいいんです」と言ってたじゃない。なんで、ファン自身がそれを認められないのだろう。


うん、正直書きたかったことはこんな事じゃないんです。
こういうファン同士でひずみを作るような状態って結構、アーティスト自体の寿命を縮めかねない危険な行動だという事を気が付かないと。古参と新規、相容れない二つの立場の溝をどう埋めていくかって、彼等の今後の活動方針が大事になってきたなと漠然と思いました。
多分現在のキャッチーさが売りの路線を続けるならば古参ファンは離れていくでしょう。ファンなんて自分勝手なもんですから、それをアーティストの「進化」と受け止められず、自分への「拒絶」と思いこんでしまいますし。

きっとね、Janne Da ArcはB'zのライブスタイルを目指して行かなきゃいかんのだと思う。あくまで例えでね。ようするにアルバムライブとオリジナルライブの二段構え(過去で言う「BIGMACHINE」ツアーと「treasureTOUR」と題しファンクラブで席が埋まるようなツアーを2種同時に展開する状態)が、新規と古参両方のファンを共存させる為に必要な方法なんだと思う。実際それが出来うるキャパにもなってきたわけだし、「売り線ライブ」と「振りライブ」みたいに分ける事で、どちらのファンにとっても意気を感じるライブ展開を作る必要があるんじゃないかな。

ふと思うに、やりたい音楽って、実は売れる前しか出来ないんじゃないかなとも思うね。でかい存在になって行けば行くほど。
ある程度売れたバンドの「音楽性の違い」っていうのは、きっとこういう微妙な差異から発生するものなんだろうなと思う。Janne Da Arcは仲が良さそうだから、そう言う部分ではないと思う。思いたいけど。


今回の埼玉ライブ。
上に出てきた方に「君も行って見る?」って言われてました。
ですが、「なんとなくどっちつかずのライブになりそうだしやめときます」とやめた事が、ニュアンス的間違って無かったというのが正直悲しくも思えます。(いや、勿論個人の主観の問題やし、俺自身にとっては楽しいライブになってたかも知れん)
このアリーナライブ。彼らのターニングポイントして重要な場所だと記憶しておくべきかもしれない。

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