新世紀のニュースタンダード。
- 2006 05/21 (Sun)
野球における、一塁手のイメージを挙げるならば
『守れない』『走れない』『外国人選手』が主だったイメージである。
これの理由として、基本を重んじる日本人の『野球』とパワーと身体能力で圧す『ベースボール』の違いはあるだろう。
『守れない』『走れない』『外国人選手』が主だったイメージである。
これの理由として、基本を重んじる日本人の『野球』とパワーと身体能力で圧す『ベースボール』の違いはあるだろう。
最近での良い例として楽天のフェルナンデス選手。監督にその怠慢な守備力を指摘され、三塁手から一塁手にコンバートされたパワーヒッターである。身体能力に物を言わせる海外選手に比べ、日本人選手の方が守備力としての技術は高くみえる。これは野球と言う文化が基本練習の反復の上にあるという日本の伝統であり、打撃力主体の向こうのベースボールではなかなか向上させられない能力なのかもしれない。もっとも、自分は野球玄人でもなんでもない『視聴者』でしかないので、その辺の詳細は経験者に聞いてもらった方が確実。
プロの世界では軽視されつつある一塁手の守備力であるが、最近の野球において一塁手の守備能力というのはかなり重要なファクターになっているのがよく見ればすぐ分かる。
バント処理や中継プレイなどの技術的要素に加え、最近は左打ちの選手の比重が多く、プルヒッティング(強振)時の強烈な打球に対する反応など、今までホットコーナーと呼ばれ、守備力が重視されてきた三塁手以上に能力が要求されるポジションだと思う。
その顕著な例として、やはり一塁手の守備力が高いチームほど、チームの守備力を表す防御率が高く(数値的には低いということ)、現に去年両リーグで優勝したチームの一塁手は鉄壁といって差し支えない。
阪神タイガース一塁手『アンディ・シーツ』選手
彼のプレーというのは、過去の一塁手像というのを塗り替えるほどの高い守備力を誇る。その守備技術は日本人選手や外国人選手などと区別する事すら許さないほど、丁寧で安定している。
自分は別に阪神ファンでも無いし、シーツ選手びいきと言うわけではないが、このチームにもっとも重要なキーパーソンだというのは理解できる。自分が監督なら、他の誰よりもこの選手を必要だと言うだろう。それほどに、彼の存在は大きいと思っている。
元々は高い守備力を買われカープに入団したショートの選手。その彼をファーストのポジションで使うということ自体が贅沢極まりない行動だと思うが、このコンバートによって去年の阪神タイガースの優勝がもたらされたと考えると、素晴らしい英断だったのかもしれない。
よい投手の存在を『勝数を計算できる投手』と表現するが、シーツ選手の守備能力は『負け数を勝ち数に変換できる守備職人』といっても言い過ぎでは無いと思う。ポジション移動や送球難が少なくないチーム内野手事情において、確実にアウトに持っていく守備力は隠れたエラーを帳消しにし、野手の精神的負担を軽減させたし、それによって発生する投手と野手の亀裂すら埋め合わせた。
寡黙な職人気質な性格は、今までの外国人選手のイメージを覆すほどのスタイルであり、多くの玄人ファンを納得させた。
シーツ選手のような玄人好みの職人プレイヤーが阪神にいるかぎり、チーム成績が落ちる事はないだろう。金本選手や他の選手に比べ目立った選手ではない。だが、他の内野手の悪送球にアウトにしてしまう技術や組織プレーに対応できる頭脳、強襲をも受けとめる守備力は日本中の一塁手のお手本になるレベルの高さだ。
今年2年契約の2年目。
これ以上給料が上がる事や、若手が台頭してきたなどの理由等で球団が彼を切るような事があるのなら、常勝軍団など夢のまた夢だろう。
『守れない』『走れない』『外国人選手』が旧時代の一塁手のイメージならば、新時代の一塁手の理想は『守れる』『打てる』『勝負強い』だろう。
そう断言させられるシーツ選手にこれからも期待したい。
プロの世界では軽視されつつある一塁手の守備力であるが、最近の野球において一塁手の守備能力というのはかなり重要なファクターになっているのがよく見ればすぐ分かる。
バント処理や中継プレイなどの技術的要素に加え、最近は左打ちの選手の比重が多く、プルヒッティング(強振)時の強烈な打球に対する反応など、今までホットコーナーと呼ばれ、守備力が重視されてきた三塁手以上に能力が要求されるポジションだと思う。
その顕著な例として、やはり一塁手の守備力が高いチームほど、チームの守備力を表す防御率が高く(数値的には低いということ)、現に去年両リーグで優勝したチームの一塁手は鉄壁といって差し支えない。
阪神タイガース一塁手『アンディ・シーツ』選手
彼のプレーというのは、過去の一塁手像というのを塗り替えるほどの高い守備力を誇る。その守備技術は日本人選手や外国人選手などと区別する事すら許さないほど、丁寧で安定している。
自分は別に阪神ファンでも無いし、シーツ選手びいきと言うわけではないが、このチームにもっとも重要なキーパーソンだというのは理解できる。自分が監督なら、他の誰よりもこの選手を必要だと言うだろう。それほどに、彼の存在は大きいと思っている。
元々は高い守備力を買われカープに入団したショートの選手。その彼をファーストのポジションで使うということ自体が贅沢極まりない行動だと思うが、このコンバートによって去年の阪神タイガースの優勝がもたらされたと考えると、素晴らしい英断だったのかもしれない。
よい投手の存在を『勝数を計算できる投手』と表現するが、シーツ選手の守備能力は『負け数を勝ち数に変換できる守備職人』といっても言い過ぎでは無いと思う。ポジション移動や送球難が少なくないチーム内野手事情において、確実にアウトに持っていく守備力は隠れたエラーを帳消しにし、野手の精神的負担を軽減させたし、それによって発生する投手と野手の亀裂すら埋め合わせた。
寡黙な職人気質な性格は、今までの外国人選手のイメージを覆すほどのスタイルであり、多くの玄人ファンを納得させた。
シーツ選手のような玄人好みの職人プレイヤーが阪神にいるかぎり、チーム成績が落ちる事はないだろう。金本選手や他の選手に比べ目立った選手ではない。だが、他の内野手の悪送球にアウトにしてしまう技術や組織プレーに対応できる頭脳、強襲をも受けとめる守備力は日本中の一塁手のお手本になるレベルの高さだ。
今年2年契約の2年目。
これ以上給料が上がる事や、若手が台頭してきたなどの理由等で球団が彼を切るような事があるのなら、常勝軍団など夢のまた夢だろう。
『守れない』『走れない』『外国人選手』が旧時代の一塁手のイメージならば、新時代の一塁手の理想は『守れる』『打てる』『勝負強い』だろう。
そう断言させられるシーツ選手にこれからも期待したい。
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