愛内 里菜 『赤く熱い鼓動』
- 2005 05/09 (Mon)
作詞・愛内 里菜 作曲・綿貫正顕 \1260(tax in)2 FANTASY RUSH 3 愛が見えたよ 4 赤く熱い鼓動−TV version− 5 赤く熱い鼓動−instrumental−
個人的にデビュー時から応援し続けていたアーティストの一人である彼女。TV登場時のアニメ声のインパクトにはさすがにぶっ飛んだが、昨今の女性アーティストの中ではかなりの本格派といえる歌唱力が持ち味。とにかく歌唱力が安定しているため、よほどのハズレ曲でない限り耳障りに感じる事は少ないはず。
この曲を聴いて最初に思ったことは「あれ?こんな曲なかったっけ?」というもの。1st、2rdアルバムなどに収録されている楽曲なんかと酷似している点が多い。とくにメロの部分。
たしかにその時期のアルバムがベストと思っている自分にとっては悪くないとおもったが、同時に「シングルに昔のアルバム曲レベル」を持ってくるのが正直残念だと思った部分もある。アルバム曲が落ちるわけではないが、決してアルバム曲で勝負するタイプではないという事を考えると、これは劣化というニュアンスで問題ないだろう。ただ、このようなロックな路線に進むというのは悪い方向性ではないと思う。過去に収録されていた「SPARK」は彼女の曲の中でもかなりいい曲だと思うし、この曲自体も漠然と聴いてみたところ、それほど悪くはない。
年齢を重ねるごとに歌唱力を落とす傾向の強い女性アーティストの中で、このように声のクオリティーを高い水準で保ったままでいられるという部分は彼女の努力の賜物であろう。
ただ、折角のボーカルを楽曲の著しい劣化によって生かすことができていないように思う。前アルバム「PLAY GIRL」こそ若干の改善が見られたものの、3rd「A.I.R」の失敗による購買力の低下を防ぐまでには至らず、人気は下落の一途をたどっている様にも思う。それを改善するためにも、今までとは違う(例えるならジャニーズみたく多数アーティストに楽曲提供を求める等)事務所の営業努力が必要だろう。まあこれは彼らの会社全体にもいえることだろうが…。
彼女はこんな所で沈むような実力ではない。叱咤激励の意味で今回の採点は辛口に。仮に自分が音楽事務所とか持って、エキスパンジョンドラフトみたいなんでアーティストもらえるなら確実に一位指名候補。(べつにこういう女性が好きというわけではない) (42点)
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