takuの休憩所(blog)-春夏冬中-

徒然なるままに記述する、惰性日記。

2005年

05月31日

(火曜日)

ORANGE RANGE 『ラヴ・パレード』

or1.jpg作詞・作曲オレンジレンジ \1020(tax in)
1 ラヴ・パレード 2 沖葉原イナー O−721
 中高生〜20代前半女性に圧倒的な支持を集める、現役アーティストで一番勢いのある沖縄発バンドなかれら。極端なもので、女性の支持率と男性の不支持率が比例する変わったバンドでもある。
ジャパニーズHIP-HOPの亜流とも言うべきスリーボーカルバンドで、キャッチーな歌詞を軽快に歌うことが支持につながっているのだろう。

 この曲『ラヴ・パレード』は映画『電車男』の主題歌として使用される。
コード進行的に言うと一般的なフォーク系な進行。1番のメロのmidパートと後半のlowパートだけで魅せる様な印象を受ける。サビから2番以降にかけて中弛み感が否めないのだが、逆にそういう部分が魅せる部分を際立たせるのかもしれない。
ファンの子から聞いた話ではバラードと聞いていたのだが、どう聞いてもポップス。

 個人的に「ここ削ったらもっと良い曲なのに…」って思う部分が多い感じがある。歌詞ではなくメロディーの部分。ギターソロ中の「oh〜ベイベ〜」の部分は別段ギターが目立つほどではないので省いても良かったのではないかと思ったり、映画のために書き下ろしたのなら「ohベイベ〜」っていらんのじゃないかと思ったり。つまり、そのフレーズ部分がかなりの減点と思われる。歌詞は...まあいいんじゃないかなって言うレベル。キャッチーな曲が苦手な人間なので人より評価してないが、好きな人はきっとこういう曲好きだろうし。

 1stアルバムの演奏力、歌唱力がお世辞でも上手いとは思えなかったのと、シングル曲全般的に「サビ以外いらんやん」って思う楽曲が多かっただけに、バランス的には良くなっている感じは見受けられる。極端なファンでもアンチでもないじぶんにとっては「そこそこ」レベルといえるのでは。ただ、音楽番組を見てる限りではCDの音源のレベルを鵜呑みすることが出来ない。特にHighパートの歌唱力は結構怪しい感じがするし、楽器隊自体もかなり簡略化して演奏している気がする。この楽曲では目立たなかったものの、lowパートのメロは声がくぐもってしまい聞きづらい場合が多く、その辺は改良すべき点ではないのかと思う。

あと、おせっかいな部分になるが、男性ファンを獲得できる様に動くべきだとも思う。確かに熱狂的な支持を仰いでいるとはいえ、女の子の一つのアーティストに対する流行は長くても3年程度というデータもあり、今のままでは数年後「あーむっちゃ好きやった!」と過去のアーティスト扱いされる事もありえない話ではない。熱狂的というのは逆に、「冷めた時の落差が激しい」のと表裏一体ということを常に頭に入れて置かなければならない。(74点)

(まさかL'Arc-en-Cielファンやってるお陰でそれを実感するとは思わなかったが。)

2005年

05月24日

(火曜日)

Janne Da Arc 『ダイヤモンドヴァージン』

jda2.jpg作詞・作曲 Yasu \1020
 1 ダイヤモンドヴァージン 2 湖

 『月光花』で名を上げたJanne Da Arcが放つアップテンポのナンバー。イントロからkiyoによるキーボードがメロディー楽器としての存在感を放ち、Yasuの声に常に帯同するようにコーラスが被さっている。
 個人的に「Dearly」ライブに行った身として「おいおい、この曲は月光花で集めたユーザーを放してしまうんじゃないか」と危惧していたが、どうやらそんな必要はなかったようだ。
彼らの持ち味はやはりアップテンポのナンバー。確かに「Dolls」や「Rainy〜愛の調べ〜」などのようにバラードナンバーにも良作があるが、ハイトーン過ぎる声質が楽曲の良さを若干落としている様にも思えた。同じように聴かせる系でも、若干ポップスよりな「Dear my…」などは本当に良作と断言できるナンバーだし、こちらのほうが楽器隊(おもにリズム隊、ギターを指す)が生きている様な気がする。やはりJanne Da Arcというアーティストの最大の魅力はドラム・ギター・ベースのテクニックなんだろうと自分では思っている。これらが生きないバラード(バラードではベースが一番生きてるが)では多少物足りない感があるのかもしれない。

 そう考えてもやはり前作『月光花』よりも『ダイヤモンドヴァージン』の方がJanne Da Arcとしてのアイデンティティーを誇示している気がする。ツインボーカル的なボーカルもなかなか面白いと思うし、リズム隊がいい感じにボトムを支えてる。唯一つ、良くも悪くもキーボード(シンセ)が目立ちすぎている点が耳に付くのだが。
 確かに彼らは5人それぞれを1と考えているバンドであり、全パートが一定以上の役割を担っているのだが、もう少しキーボードの音の数を減らした方がもっと良かったのでは?と個人的に思っている。これは別にkiyoのキーボードが嫌い!とかそういうニュアンスではなく、バランスの問題。下手に全パートが主張するよりもピンポイントでキーボードが美味しい所を持っていく「4ピース+1」のほうがより楽曲での存在感が増す。バラード曲でもない限り、キーボードはメインを張る事が難しい楽器だと思う。

この辺がやはりセルフプロデュースの難しさなのかもしれない。
ま、個人的にJanne Da Arc+岡野ハジメという形はそれほど評価していいものだとは思わなかったが…。セルフプロデュースもまだ評価するには難しいレベルだと思う。(82点)

2005年

05月20日

(金曜日)

L'Arc-en-Ciel 『叙情詩』

jacket_j.jpg作詞 hyde 作曲 ken \1020(tax in)  1 叙情詩 2 HEAVEN’S DRIVE 2005 3 叙情詩(hedeless version) 4 HEAVEN’S DRIVE 2005(TETSU P’UNKless version)

 復活再始動後のL'Arc-en-Cielというのはどちらかといえばキャッチーでありポップであり明るい印象の強い曲が主だった。アルバム『SMILE』でこそ「永遠」なり「接吻」なりとダークな色もあったが、それでも比率で考えればそうとう少ない感じである。雑誌のインタビュー記事などで「ダークもいいけど、これからは明るい感じもいいんじゃないかと」といったhyde氏のコメントが復帰前、復帰後の心境の変化を表していた。

 ここへ来てこのタイミングでの「叙情詩」のリリース
『NEW WORLD』からの落差でずっこけそうになったが、この曲ではL'Arc-en-Cielのメロディーメーカーとしてのken氏の才能が余すことなく披露されている。第一印象こそ低中音のhydeで暗い感じだが、全体を通してみると透き通った暖かさを感じる事ができる。ボーカルhydeの歌唱はどちらかというと過去のアルバム『Tierra』の収録曲「瞳に映るもの」にかなり近い感じ。
ここへ来てデビュー時期の声がでるクオリティーにも脱帽だが、その声質+現在までの経験値が加味された感じに仕上がり、オールドからのファンにとっては懐かしさ、新規のファンには新鮮さを覚える曲ではないのだろうか。
 
個人的にオススメするこのCDの楽しみ方。

部屋を綺麗に片付けて部屋を暗くし、アロマキャンドルに火を灯して3曲目(Hydeless ver)を聴く。
ボーカル抜きでこれほど聴き応えを感じる事ができる曲は、近年色んな歌手がリリースしたCDの中でもそうそうないだろう。kenちゃんの音の妙味を実感できる曲である。(88点)

2005年

05月09日

(月曜日)

愛内 里菜 『赤く熱い鼓動』

rina_1.jpg作詞・愛内 里菜 作曲・綿貫正顕 \1260(tax in)
2 FANTASY RUSH 3 愛が見えたよ 4 赤く熱い鼓動−TV version− 5 赤く熱い鼓動−instrumental−

 個人的にデビュー時から応援し続けていたアーティストの一人である彼女。TV登場時のアニメ声のインパクトにはさすがにぶっ飛んだが、昨今の女性アーティストの中ではかなりの本格派といえる歌唱力が持ち味。とにかく歌唱力が安定しているため、よほどのハズレ曲でない限り耳障りに感じる事は少ないはず。

この曲を聴いて最初に思ったことは「あれ?こんな曲なかったっけ?」というもの。1st、2rdアルバムなどに収録されている楽曲なんかと酷似している点が多い。とくにメロの部分。
たしかにその時期のアルバムがベストと思っている自分にとっては悪くないとおもったが、同時に「シングルに昔のアルバム曲レベル」を持ってくるのが正直残念だと思った部分もある。アルバム曲が落ちるわけではないが、決してアルバム曲で勝負するタイプではないという事を考えると、これは劣化というニュアンスで問題ないだろう。ただ、このようなロックな路線に進むというのは悪い方向性ではないと思う。過去に収録されていた「SPARK」は彼女の曲の中でもかなりいい曲だと思うし、この曲自体も漠然と聴いてみたところ、それほど悪くはない。

年齢を重ねるごとに歌唱力を落とす傾向の強い女性アーティストの中で、このように声のクオリティーを高い水準で保ったままでいられるという部分は彼女の努力の賜物であろう。
ただ、折角のボーカルを楽曲の著しい劣化によって生かすことができていないように思う。前アルバム「PLAY GIRL」こそ若干の改善が見られたものの、3rd「A.I.R」の失敗による購買力の低下を防ぐまでには至らず、人気は下落の一途をたどっている様にも思う。それを改善するためにも、今までとは違う(例えるならジャニーズみたく多数アーティストに楽曲提供を求める等)事務所の営業努力が必要だろう。まあこれは彼らの会社全体にもいえることだろうが…。

彼女はこんな所で沈むような実力ではない。叱咤激励の意味で今回の採点は辛口に。仮に自分が音楽事務所とか持って、エキスパンジョンドラフトみたいなんでアーティストもらえるなら確実に一位指名候補。(べつにこういう女性が好きというわけではない)  (42点)

2005年

05月08日

(日曜日)

スキマスイッチ 『全力少年』

zens.jpg作詞・作曲 スキマスイッチ \1575
2 さみしくとも明日を待つ 3 花曇りの午後<instrumental> 4 全力少年<backing track>

今年上半期no.1シングル筆頭ともいえる名曲がスキマスイッチによって送り出された。曲名は『全力少年』 タイトルには思わず「?」がつきそうな曲であるが、聞いてみるとコレが良い。
どちらかというと彼らのヒットチューン『ふれて未来を』に近い音楽構成で作られている。彼らのイメージといえばアフロの兄ちゃんが弾くピアノ(笑)をホーン、ストリングスなどであるが、優秀なポップメロディーとキャッチーな歌詞を、これらの楽器たちが巧く生かしている。軽やかに弾くように弾くピアノに、曲を知らずとも思わず体が動き出してしまう。

新社会人にとって、鬼門とも言える5月。「結局仕事、仕事でなんにも自分のやりたいこと出来ないじゃないか!」と投げ出したくなる時期に「何を言ってるんだ! 君はこれからだろ」とハッパかけてくれるような曲である。自分のような20代に突入して就職活動してる世代や、新社会人一年目世代は必聴の名盤だろう。(99点)

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